携帯で動画をダウンロードするサイトを作るには(3キャリア対応)
携帯で動画をダウンロードするページを作成するには、3キャリアごとに動画の形式、Htmlの記述を変えて作成します。
携帯のdocomo、AU、Softbankの3キャリアすべてに対応する携帯ページを作成するためには各キャリアごとに記述が違う部分があり、作成するにはかなり労力が必要です。
携帯で動画を見るサイトを作成するときにも、各キャリアによって作り方が違います。
1.動画の形式
docomo、AU、Softbankの各キャリアで見れる動画の形式が違います。
NTTドコモ(docomo)
・フォーマット : 3GP
・ビデオコーデック : MPEG-4、H.263
・オーディオコーデック : AAC、AMR
KDDI(au)
・フォーマット : 3G2
・ビデオコーデック : MPEG-4、H.263
・オーディオコーデック : AAC、AMR
ソフトバンク(SoftBank)・ボーダフォン(Vodafone)
・フォーマット : 3GP(ベースはMP4)
・ビデオコーデック : MPEG-4、H.263
・オーディオコーデック : AMR
docomo、SoftBankでは3gpの拡張子の動画を再生できます。
auでは3g2の拡張子の動画を再生できます。
3キャリアに対応する携帯動画ページを作るには、3gp・3g2の2つの動画形式を用意する必要があります。
2.HTMLの書き方
携帯で動画をダウンロードさせるためのHTMLの書き方を説明します。
docomo・SoftBankでは同じ書き方になります。
<a href=”http://hp-kaiketsu.com/douga/○○○.3gp”>動画をダウンロードする</a>
auでは下記の書き方になります。
<object data=”http://hp-kaiketsu.com/douga/○○○.3g2″ type=”video/3gpp2″ copyright=”no” standby=”動画をダウンロードする”>
<param name=”disposition” value=”devmpzz” valuetype=”data” />
<param name=”size” value=”" valuetype=”data” />
<param name=”title” value=”動画のタイトル” valuetype=”data” />
</object>
書き方が分かれるため、同じページに表示するときには下記のようにします。
<!DOCTYPE html PUBLIC “-//WAPFORUM//DTD XHTML Mobile 1.0//EN” “http://www.wapforum.org/DTD/xhtml-mobile10.dtd”>
<html xmlns=”http://www.w3.org/1999/xhtml”>
<head>
<meta http-equiv=”Content-Type” content=”text/html; charset=Shift_JIS” />
<title>携帯動画ダウンロード</title>
</head>
<body>
・docomo/Softbankの方はこちら
<a href=”http://www.homepage-web-best.jp/douga/3gp/ferret.3gp”>動画を再生する</a>
・AUの方はこちら
<object data=”http://www.homepage-web-best.jp/douga/3g2/ferret.3g2″ type=”video/3gpp2″ copyright=”no” standby=”動画を再生する”>
<param name=”disposition” value=”devmpzz” valuetype=”data” />
<param name=”size” value=”" valuetype=”data” />
<param name=”title” value=”AUサンプル動画” valuetype=”data” />
</object>
</body>
</html>
3.3キャリアを自動で振り分けるためには
上記のように一緒のページに各キャリアの動画ダウンロードへのリンクを設けるのは、閲覧者が困惑する場合があります。
アクセスしてきた携帯のキャリアを判別し、自動で割り振ることにより、各キャリア専用のページを見せることができます。
自動で割り振るためには、サーバースクリプト(PHP・Perl)が必要になってきます。
専門的な知識が必要なため、上記プログラミングを触ったことのない方にはハードルが高いかもしれません。
3キャリアで自動割り振りをする携帯ページの作り方をお知りになりたい方は下記サイトから問い合わせてみてください。
・webコンサルティングスクール
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