ホームページを公開するためには（2）[FTPでアップロード（Windows編）]

FTPソフトを使用して、ホームページのデータをサーバーにアップロードする方法です。
前回に引き続きWindowsの「FFFTP」の使い方の説明です。

１．サーバーの接続設定を行います

FFFTPを起動すると、ホスト一覧の画面が表示されます。
ここで、サーバーの接続設定を行います。

まずは、新規に設定を作成するため、「新規ホスト」をクリックします。
「ホストの設定」という画面が表示されますので、プロパイダやホームページ開設サービスから提供されたwebサーバーに接続するための情報を設定していきます。

●ホストの設定名
サーバーの設定に名前を付けます。
これは、ホスト一覧に表示するときに使うものなので、わかりやすい名前を付けておくと
よいでしょう。（例：ホームページ解決ブログ）

●ホスト名（アドレス)
サーバー名を指定します。
ここで指定したサーバーが、FTPの接続先となります。

●ユーザ名
サーバーに接続するためのユーザー名を指定します。

●パスワード／パスフレーズ
サーバーに接続するためのパスワードを指定します。

●ローカルの初期フォルダ
Webページを保存している場所を指定します。
「・・・」をクリックし、ドキュメントの中からホームページのデータを保存しているフォルダを選択して、「OK」をクリックします。

２．ホスト一覧に設定を登録します

「OK」をクリックすると、ホスト一覧に作成した接続設定が登録されます。
このとき一覧には、「ホストの設定名」で指定した名前が表示されます。

３．サーバーに接続します

ホストの一覧で「ホストの設定名」で指定した名前を選択し、接続をクリックします。
すると、サーバーへの接続が開始されます。
下の画面には「ファイル一覧の取得は正常終了しました」と表示されれば、
接続完了です。

４．接続画面を確認します

接続すると、左の画面には自分のパソコン（ローカル）のデーターが、
右の画面には接続先のサーバーのデーターが表示されます。

パソコンのデーター画面には、サーバーに接続すると同時に、
接続設定の「ローカルの初期フォルダ」で指定したフォルダの中身が表示されています。

接続先のサーバーのデーター画面には、何も表示されていません。
これは、まだ何もファイルを置いていないためです。
なお、プロバイダやホームページ開設サービスごとに、何らかのファイルやフォルダが
存在する場合もあります。

５．Webページのデーターをサーバーに転送します

パソコン上にあるホームページのデータを、サーバーに転送します。

ここでは、webpageフォルダの中身をそのままサーバーに置けばよいので、
左側に表示されているファイルをすべて選択します。
Shiftキーを押しながら選択することで、まとめて選択することができます。

ファイルを選択したら、「アップロード」ボタンを押します。

６．転送が開始されます

アップロード画面が開き、転送が開始されます。
アップロード画面では、ファイルごとの転送状況を確認することができます。

７．転送したファイルを確認する

転送が終了すると、アップロード画面が閉じ、下の画面に「ファイル一覧の取得は
正常終了しました」というメッセージが表示されます。

右の画面には、サーバー側に転送したファイルが表示されます。

８．ホームページにインターネットブラウザでアクセスします

データがきちんと転送できたかどうかを確認するため、
サーバーに置いたホームページにアクセスしてみます。

ブラウザのアドレスバーに、インターネットアドレス（例：http://hp-kaiketsu.com/）を
入力しEnterキーを押します。すると、トップページ（index.html）が表示されます。
リンク先の各ページも、きちんと表示できれば完了です。